腎結石・尿管結石

腎臓にできた結石が尿管に詰まってしまい尿が流れなくなり、腎臓内に尿が溜まっていくことで腎臓に障害を引き起こします。腎臓にできる結石としては、シュウ酸カルシウム結石が多いとされており、できてしまった結石に対しては手術で摘出します。
術後は結石ができないように食事療法で予防をし、定期的に尿検査や腹部の画像診断を実施していきます。

症状

吐き気、元気食欲の減退、腹部の痛みなど

検査

血液検査・・・腎障害の確認
レントゲン・・・結石の数や位置などの確認
超音波検査・・・腎臓の形や機能、尿管の拡張の有無など
術前レントゲン写真(ネコ雌)

術前レントゲン写真(ネコ雌)

腎臓内および尿管内に5個の結石があります(○内)


術後レントゲン写真

術後レントゲン写真

結石を摘出した後の腎臓です(○内)


摘出した結石の写真

摘出した結石の写真

シュウ酸カルシウム結石でした。